はちきれることのないブラウスの会、
それは地獄の世に咲いた四輪の花。
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二朗松田です。 今回、誰一人死人も出る事もなく、 無事に公演が終えられた事は、 偏に最強のスタッフ陣と 物好きなお客様に支えられた結果であります。 ここに皆様への感謝の意を表明致します。 今も目を閉じれば瞼の裏に浮かんで来るのは、 終演後、殆どの人が席を立たず、 アンケートを書き込んでいるあの光景。 それほどまでに芝居に感動してくれたのか、と思いきや、 皆さん一心不乱にオバQを描いておられました。 自分で設問作っておいてすっかり忘れてました。 50人もの人が一斉にオバQを描く光景。 皆さん、そんな景色を観た事がありますか? それが4回も続いたのです。 恐らく藤子不二雄先生ですら無いのではないのでしょうか。 もしかしたら映画版オバQの制作過程 (オバケのQ太郎 とびだせ!バケバケ大作戦/1986年) ではそんな状況もあったかもしれませんが、 それにしたって、それ以来の快挙と言えるでしょう。 あのオペ席(勝手に触ったら怒られそうな機械が沢山ある所) から観た光景を私は一生忘れる事は無いでしょう。 アンケートに目を通せば、 実にバラエティに富んだオバQの数々。 実際に限りなく近いオバQ、 可愛いオバQ、気持ち悪いオバQ、 既にオバQとは言えないオバQ、 全然別のモノ、 一口にオバQと言っても正に千差万別、 これほどそれぞれ違う解釈があるとは! 私はオバQを通して皆様に「創造力の可能性」、 というものを教えられた気がします。 その時、このお芝居を手掛けて本当に良かったと思いました。 皆様、オバQを描いて頂き誠にありがとうございました。 藤子不二雄先生、ありがとうございました。 PR ※ Comment
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