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はちきれることのないブラウスの会、 それは地獄の世に咲いた四輪の花。

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皆様こんにちは、二朗松田です。
先日無職になったので、
平日の昼間でありながらこれを書いております。

最強の一人芝居フェス、
「INDEPENDENT:11」、無事終了致しました。
トライアルが技量審査場所とするならば、
今回は本場所と言えるでしょうか、
ご来場頂きました皆様には大変感謝致します。

また、INDEPENDNT:11に関わった全てのスタッフの皆様、
そして、白鳥役を見事に演じきった
中嶋久美子様(ムーンビームマシン)
この作品を極限までグレードを引き上げて下さった
泉寛介様(baghdad cafe' )
に最大の感謝を申し上げます。

さて、はちブラの作品であれば、
DVDとか作ってコメンタリーとかで
作品解説という名の言い訳を入れたりするんですが、
今作は商品化は無いらしいので、
誰にも頼まれること無く、
作品のご説明をさせて頂きます。

現時点では再演は未定ですが、
もしかしたら今後またやるかもしれません。
渡辺えり子とかがやるかもしれません。
ネタバレが嫌な方はこの先は読まないで下さい。
念のため色を変えておきましょうか。

まず、既に幾人かの人にご指摘を受けているのですが、
今作は映画「ブラック・スワン」を下敷きにしています。
丸々同じようなシーンも出てきます。
どこがどうとは、映画の方のネタバレになるのでここでは言及しませんが、
いい時期にいい映画がやってて良かったなぁ、と思ってます。

参考動画 「ブラック・スワン」予告
http://www.youtube.com/watch?v=pxchkvE2NFU

題材に相撲を扱ったのは、
実はやはり震災の影響とも言えます。
今作の初土俵は6月のトライアルだったんですが、
その頃はまだ震災以外の話題というものが殆ど存在せず、
だからと言って震災に触れてなんか重たいヤツを背負いたくない、
という気持ちから、震災以前の話題、大相撲八百長問題をテーマとしました。
言ってみれば今作は、
観ているお客さんを3.11以前にお連れする「タイムリープもの」、
ともカテゴライズ出来るかもしれません。

新弟子“白鳥”は親方から“琴スワン”という四股名をもらいます。
“琴”という漢字を冠しているということは、
彼は佐渡ヶ嶽部屋なのでしょうか。
じゃあ琴欧洲は兄弟子じゃないか。
兄弟子を呼び捨てにしてるなこいつ。

取り口のスタイルは、
比較的投げを多用するタイプですね。
どっかのおっさんから「技のデパート」と呼ばれてますが、
取り口の参考イメージとしては、
元祖技のデパート舞の海よりも
最近土俵を賑わしている隆の山からの影響が強い気がします。
体型はもうちょっとアンコ型をイメージしてますが。

参考動画 隆の山のうっちゃり
http://www.youtube.com/watch?v=0MHcefCIze8

ライバルのフェイスブック。
こちらはやはり「ソーシャルネットワーク」を観て、
流行りにあやかろうと思ったのでこういう名前にしました。
取り口はどうなんでしょう、
けたぐりやはたき込みが多い気がします。
見た目のイメージは、相撲取りでは無いですが、
青木真也を想像してました。

トライアルと本戦との一番大きな差は、
十両昇進時のミュージカル部分を増やした事です。
音楽は名作ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」より
“私のお気に入り(My favorite things)”。
歌詞はその時の琴スワンの心情を綴りました。
英語詞ですが、日本語で書くならば、
「♪付き人が付いたので、そいつらを片っ端からぶん殴ったわ。
 出掛ける時はやはり着物、それがフジロックに行くときでも♪」
と歌ってます。

衣笠久美子は、放駒理事長のイメージを膨らませた感じです。

映像化するなら役の重さも考えてジェフ・ブリッジス辺りに演じてもらいたい役です。

琴スワンはおかみさんを殴ってしまうのですが、
これは勿論北尾光司(元双羽黒)のエピソードの引用です。
もっとも北尾はより酷く、おかみさんを蹴ったとの事ですが。
因みに「八百長野郎」という台詞は、
北尾がSWS参戦時、ビッグジョン・テンタ相手に叫んだ言葉として有名ですね。

やくみつるさんは日本相撲協会外部委員、
内館牧子さんは横綱審議委員を務めてらっしゃいましたが、
お二人とも既にその立場からは下りられてます。

デーモン閣下にこの悪魔!と言うボケは、
この間「たかじんのそこまで言って委員会」をYoutubeで観てたら、
辛坊治郎さんが閣下に向かって言ってて焦りました。

今作はサスペンスの要素も多く入ってます。
この謎解きをどうするか、非常に悩んだ所なのですが、
聖書からパスワードなどを引用すれば、
何となくハリウッドっぽいと考え、あのようになりました。
因みに、主演の中嶋久美子さんの誕生日は偶然にも10月13日なんですって。

また、神様はその人が耐えることのできない試練は与えない
という一節はその時期放映されていたドラマ「仁」でも多用されてたようで、
これもパクリかと思われるかもしれませんが、
これに関しては完全に偶然でした。
逆にそれを知った時はめっさ恥ずかったです。

はんぺん、座布団という言葉は、相撲らしさを演出するものではあるのですが、
裏の意味として、成長、琴スワンが大人になった事を示唆しています。
もう一つ、満月の夜、というのもそこに加わりますね。
これらの言葉が何故成長を意味するかはここには書きません。
察して下さい。

最後にタイトルですが、
これは何となく「地雷を踏んだらサヨウナラ」から来てるような気がします。
映画観てないですが。



長くなりましたが、作品解説は以上です。
ありがとうございました。
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