はちきれることのないブラウスの会、
それは地獄の世に咲いた四輪の花。
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(12/02)
(09/28)
(08/06)
(04/23)
(01/05)
最新TB
プロフィール
HN:
mzd216
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
(10/11)
(11/04)
(11/11)
(11/18)
(11/25)
アクセス解析
カウンター
アクセス解析
皆様こんにちは、二朗松田です。 先日無職になったので、 平日の昼間でありながらこれを書いております。 最強の一人芝居フェス、 「INDEPENDENT:11」、無事終了致しました。 トライアルが技量審査場所とするならば、 今回は本場所と言えるでしょうか、 ご来場頂きました皆様には大変感謝致します。 また、INDEPENDNT:11に関わった全てのスタッフの皆様、 そして、白鳥役を見事に演じきった 中嶋久美子様(ムーンビームマシン) この作品を極限までグレードを引き上げて下さった 泉寛介様(baghdad cafe' ) に最大の感謝を申し上げます。 さて、はちブラの作品であれば、 DVDとか作ってコメンタリーとかで 作品解説という名の言い訳を入れたりするんですが、 今作は商品化は無いらしいので、 誰にも頼まれること無く、 作品のご説明をさせて頂きます。 現時点では再演は未定ですが、 もしかしたら今後またやるかもしれません。 渡辺えり子とかがやるかもしれません。 ネタバレが嫌な方はこの先は読まないで下さい。 念のため色を変えておきましょうか。 まず、既に幾人かの人にご指摘を受けているのですが、 今作は映画「ブラック・スワン」を下敷きにしています。 丸々同じようなシーンも出てきます。 どこがどうとは、映画の方のネタバレになるのでここでは言及しませんが、 いい時期にいい映画がやってて良かったなぁ、と思ってます。 参考動画 「ブラック・スワン」予告 http://www.youtube.com/watch?v=pxchkvE2NFU 題材に相撲を扱ったのは、 実はやはり震災の影響とも言えます。 今作の初土俵は6月のトライアルだったんですが、 その頃はまだ震災以外の話題というものが殆ど存在せず、 だからと言って震災に触れてなんか重たいヤツを背負いたくない、 という気持ちから、震災以前の話題、大相撲八百長問題をテーマとしました。 言ってみれば今作は、 観ているお客さんを3.11以前にお連れする「タイムリープもの」、 ともカテゴライズ出来るかもしれません。 新弟子“白鳥”は親方から“琴スワン”という四股名をもらいます。 “琴”という漢字を冠しているということは、 彼は佐渡ヶ嶽部屋なのでしょうか。 じゃあ琴欧洲は兄弟子じゃないか。 兄弟子を呼び捨てにしてるなこいつ。 取り口のスタイルは、 比較的投げを多用するタイプですね。 どっかのおっさんから「技のデパート」と呼ばれてますが、 取り口の参考イメージとしては、 元祖技のデパート舞の海よりも 最近土俵を賑わしている隆の山からの影響が強い気がします。 体型はもうちょっとアンコ型をイメージしてますが。 参考動画 隆の山のうっちゃり http://www.youtube.com/watch?v=0MHcefCIze8 ライバルのフェイスブック。 こちらはやはり「ソーシャルネットワーク」を観て、 流行りにあやかろうと思ったのでこういう名前にしました。 取り口はどうなんでしょう、 けたぐりやはたき込みが多い気がします。 見た目のイメージは、相撲取りでは無いですが、 青木真也を想像してました。 トライアルと本戦との一番大きな差は、 十両昇進時のミュージカル部分を増やした事です。 音楽は名作ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」より “私のお気に入り(My favorite things)”。 歌詞はその時の琴スワンの心情を綴りました。 英語詞ですが、日本語で書くならば、 「♪付き人が付いたので、そいつらを片っ端からぶん殴ったわ。 出掛ける時はやはり着物、それがフジロックに行くときでも♪」 と歌ってます。 衣笠久美子は、放駒理事長のイメージを膨らませた感じです。 映像化するなら役の重さも考えてジェフ・ブリッジス辺りに演じてもらいたい役です。 琴スワンはおかみさんを殴ってしまうのですが、 これは勿論北尾光司(元双羽黒)のエピソードの引用です。 もっとも北尾はより酷く、おかみさんを蹴ったとの事ですが。 因みに「八百長野郎」という台詞は、 北尾がSWS参戦時、ビッグジョン・テンタ相手に叫んだ言葉として有名ですね。 やくみつるさんは日本相撲協会外部委員、 内館牧子さんは横綱審議委員を務めてらっしゃいましたが、 お二人とも既にその立場からは下りられてます。 デーモン閣下にこの悪魔!と言うボケは、 この間「たかじんのそこまで言って委員会」をYoutubeで観てたら、 辛坊治郎さんが閣下に向かって言ってて焦りました。 今作はサスペンスの要素も多く入ってます。 この謎解きをどうするか、非常に悩んだ所なのですが、 聖書からパスワードなどを引用すれば、 何となくハリウッドっぽいと考え、あのようになりました。 因みに、主演の中嶋久美子さんの誕生日は偶然にも10月13日なんですって。 また、神様はその人が耐えることのできない試練は与えない という一節はその時期放映されていたドラマ「仁」でも多用されてたようで、 これもパクリかと思われるかもしれませんが、 これに関しては完全に偶然でした。 逆にそれを知った時はめっさ恥ずかったです。 はんぺん、座布団という言葉は、相撲らしさを演出するものではあるのですが、 裏の意味として、成長、琴スワンが大人になった事を示唆しています。 もう一つ、満月の夜、というのもそこに加わりますね。 これらの言葉が何故成長を意味するかはここには書きません。 察して下さい。 最後にタイトルですが、 これは何となく「地雷を踏んだらサヨウナラ」から来てるような気がします。 映画観てないですが。 長くなりましたが、作品解説は以上です。 ありがとうございました。 PR ※ Comment
Copyright © [ はちきれることのないブラウスの会 公式ブログ ] All Rights Reserved. http://hachibra.blog.shinobi.jp/ |