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はちきれることのないブラウスの会、 それは地獄の世に咲いた四輪の花。

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はちきれることのないブラウスの会、
脚本を担当しております二朗松田です。

このブログでも再三書いてきましたが、
またも最強の一人芝居フェス、INDEPENDENTの話です。

トライアル、本戦、札幌、と、
中嶋久美子は演じて参りましたが、
先日、三重県津において、 最後の場所を終えました。

まぁ、今後この演目は絶対にやらない、
とは言い切れない雰囲気もあるんですが、
少なくともINDEPENDENTとしての
「次の場所までさようなら。」はこれで終わりです。

札幌の次の「次の場所」の場所は、
津あけぼの座スクエアという、
出来てまだ新しい劇場でした。
IMG_0915.jpg
出来てすぐとはいえ、建物自体は歴史を感じる建造物、
何せ名前が四天王会館です。
勿論中にはセンクウも羅刹もいます。
IMG_0914.jpg
建物の中には、お洒落なカフェや雑貨屋さんなどが入ってて、
さながらこの場所は三重のおしゃれ文化発信基地、といった趣きです。
でも、名前は四天王会館です。

IMG_0916.jpg
この四天王会館、元はと言えば幼稚園だったらしく、
所々その名残を感じるものが。
あけぼの座スクエア自体も恐らく
元々幼稚園の講堂か何かだったようです。

一階のカフェ、tayu-tauはいつ行っても満員で、
我々大阪組、最終日の閉店間際、
打ち上げを遅らせてまでして何とか駆け込みました。
IMG_0927.jpg IMG_0926.jpg
ハンバーグ定食を食べましたが、
ハンバーグもさることながら、
野菜がアホ程美味いです。

IMG_0913.jpg IMG_0911.jpg
さて、階段を上がり、四天王を一人ずつ倒すと、
あけぼの座スクエアに辿り着きます。
写っているのは、名古屋四天王の一角、孤独部の方ですね。

IMG_0899.jpg
舞台は浮島のような形状、
恐らく舞台から落ちたら負けのルール、
我々の演目にもってこいです。

IMG_0896.jpg
この日の照明オペは何とINDEPENDENTの尊師、
相内さん自らです。
ありがとうございました。
IMG_0907.jpg
オペが終わった後のDJプレイは
開放感に満ち溢れておりました。
三重でもPerfumeが響き渡ります。
IMG_0923.jpg
出演者の皆様。
IMG_0921.jpg
その姿をファインダーに収めるスタッフ陣。
IMG_0924.jpg
バラシが終わり、講堂が露わになります。
手前のマーティ・フリードマンみたいな人は
出演者のERONさん。
勿論外人さんですが、
なんだかんだで三重に居るらしいです。

斯くして、INDEPENDENT:TSUは恙無く終了しました。
三重県という土地、
演劇シーンはまだ広がってはいないようですが、
劇場のスタッフさんたちの、
何とかこの地に演劇というものを根付かせてやろうという、
心意気を強く感じました。
もし、地方公演などを考える方がいるなら、
三重・津を考慮してみる事をお薦めします。

最後に町中スナップを。

IMG_0908.jpg
地中に沈み行く新幹線。
IMG_0917.jpg
超巨大吉田沙保里。
彼女はこの街出身との事で、
至る所にポスターなどが見られます。

あと、名物の鰻も食べました。
めっさ美味しかったですが、
昨今の不漁で値段が少し上がってたようです。
それでも相当安いですが。

また、津の出身者に北尾光司(元双羽黒)もおり、
何かの因縁を感じずにはいられません。
北尾とこの作品の関係については、
過去に作品解説を書いてますので、
そちらをご覧ください。
http://hachibra.blog.shinobi.jp/Entry/146/

この演目、
何やら原作者である私の想定を大きく超え、
様々な地域の様々な人々に愛してもらえた作品となったようです。
まったく脚本家冥利に尽きるというもの。
中にはラストで泣いた方もおられたようです。
ホント申し訳ない。

こんなブログからで不躾ですが、
津演劇人の皆様、出演者の皆様、
INDPENDENT:11関係者の皆様、
札幌演劇人の皆様、
この作品を作るに際しご協力頂いた全ての皆様、
そして、この作品をご覧くださった皆様に
心より感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
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