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はちきれることのないブラウスの会、 それは地獄の世に咲いた四輪の花。

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残暑お見舞い申し上げます。
はちブラ脚本担当の二朗松田です。
先日、らぞくまの旗揚げ公演が無事終了致しました。
ご来場頂きました皆様には多大なる感謝を申し上げます。

ゾンビVSパンダ、INDEPENDENT:SND、
殿村ゆたか劇場+メロン・オールスターズ、
そしてらぞくまと、
7月から始まった二朗松田サマーアクションシリーズも閉幕致しました。
一夏の良い思い出が沢山できました。

さて、恒例のネタ解説をさせていただこうと思います。
なんで俺はイチイチネタの解説がしたいんだろうね。
楽しいからですけどね。


さてまず、タイトルの「E&LP」。
副題は「死刑執行、そしてLINEPOP」、
英題は「Execution, and LINEPOP」となり、
それぞれの頭文字を並べてる訳ですが、
チラシに使ったロゴを観てもお分かりの通り、
元ネタはプログレバンド「エマーソン,レイク&パーマー(EL&P)」です。



らぞくまは三人組という事で、
同じ三人組のバンドから引用しました。

ここまでお話しすればもうお分かりでしょう。
登場人物の三人、
絵馬子、零子、パー子はそれぞれバンドメンバーの名前からの引用です。
因みに台詞で出て来る「コージ」なる男の名は、
EL&Pの再結成時、カール・パーマーの代わりに加入した
コージー・パウエルから取っている事は最早説明は不要でしょうか。

プログレバンドって、
何かやたら加入脱退再加入、解散再結成再解散、
とかを繰り返すじゃないですか。
そこら辺のプログレバンドに対する不信感を、
女の子たちの友情に対する男が抱く不信感にリンクさせてみたつもりです。


恋のフーガの追いかけーての云々は、
以前佐野元春がMCを務めるNHK「ザ・ソングライターズ」に
なかにし礼先生が言ってたのをそのまま使いました。

あと、フーガやバロック音楽の知識は、
やはりNHKの「schola」か何かで坂本龍一が言ってた気がする情報を元に、
ウィキペディアなどで固めました。
そんな浅い感じで良いのか、と思われるでしょうが、良いのです。
絵馬子も俺も浅い人間なので。


お話しの骨格は、
実は北九州監禁殺人事件から着想を得てます。
自分が直接手を下すのではなく、
家族をお互いに不信感を持たせ、
家族を操るに至る。

多分絵馬子はこの事件に感化されて、
見よう見まねでやってみたんでしょうね。
浅い人間ですね。
「ムカデ人間」に対する「ムカデ人間2」といった所でしょうか。

絵馬子の国家建設とかは、
何でしょう、千石イエスとかのイメージがあった気がします。


絵馬子の「今は一杯のお茶が怖い」は、
当然、落語「まんじゅうこわい」のサゲなのですが、
その前にも春風亭小朝の名前が出てきて、
更にくにえださわこが自らのアイデアでコージを罵るシーンに仁鶴感を足し、
更に私が公演二日目からやんちゃな子猫の件で「小遊三かな?」を足し、
絵馬子のキャラは日を増すごとに落語が大好きな女の子になっていきました。
こういう変化の過程を目撃する瞬間に演劇って面白いなぁて思いますね。


夢のシーンで出て来る「恋のフーガと恋のライガ」は、
言わずと知れた二神風雷拳の使い手、ライガとフウガですね。
今作では恋の門に立ちふさがる門番として登場。



ハート様もやはり北斗の拳に出て来る
サスペンダーしてる肥満おじさんですね。
ハート様もケンシロウからやたらブタブタ言われますし、ブタ繋がりで。
大した怪我でもないのに「いて~よ~!」と叫ぶ有名シーンをそのまま引用しましたが、
そこに準えれば、パー子も実は大した怪我では無いのかもしれませんね。



処女ちゃうわ!
は、空耳アワーへのオマージュです。
At the drive-inって再結成したんでしたっけ。



保険は掛けておかなきゃね、
は、北野武の「BROTHER」のファッキンジャップの直前のシーンですね。
こんな細かいトコまで言わなくてもいいですね。

あと、4分33秒を殿ゆに続いてまた使ってしまいましたね。
4分33秒、超便利。
サンキュー、ジョン。


他にも挙げていけばもっと色々ありますが、
皆様の残り少ない夏の時間をこれ以上無駄遣いするのも
心苦しいのでここまでにしておきます。

それでは最後に一曲いきましょう。
エマーソン,レイク&パーマーのアルバム「トリロジー」の中から、
「Fugue(フーガ)」です。

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